初めて父の日にもらったプレゼント-あなたは何を糧にして頑張れていますか?- 頑張るための何かを見つけられる場でありたい。
「お父さん、今日は父の日だからプレゼントがあるよ!」
父の日に「初めて」プレゼントをもらいました。
上のが上の娘(5才・年長)からで、下の赤い落書きが下の娘(2才)からとのこと。
「ありがとう…お父さんも大好きだよ!」…と言って抱きしめてあげました。
父の日は例年、実家の父のためにプレゼントを持って行くばかりでしたが、
今年はこうして父の日に「もらう」という経験ができるとは!
…父の日を知り理解できるようになった娘の成長を嬉しく思った日曜の朝でした。
実は日曜の今日も朝からお仕事。
昨年度から某教材会社様から全国公立高校入試分析の校正業務を委託で受けていて、
一日一都道府県分ずつ進めているのですが、遅れているため日曜も返上で頑張っています。
また、この時間も、実は夕方4時から夜8時までは補習を開講しています。
浜北学区のおおかたの中学では、期末テストが終わって対策週間を終えているのですが、
まだ期末テストの終わっていない中郡中や私立中に通う塾生の子達がいるからです。
今年の中郡中の子達は特にやる気のある熱心な子達が多く、
「8時で終わっちゃうの?(=もっとやりたい)」という塾生に、
「ごめんね…久々に娘と風呂に入ってあげたいの」とお願いして帰らせてもらうのがつらいです。
たった4時間限定の自由参加型の補習タイムではありますが、
対象となる8名のうち7名が集まってくれていて、本当に嬉しく思います。
入試分析やら、中間・期末対策やらでGWが終わった直後からほぼずっと、
休日返上でお仕事づくしの毎日ですが、
今日のような娘からのプレゼントとか、
娘を保育園に送っていってバイバイするときの「お父さんお仕事頑張ってね」の一言とか、
頑張る塾生達が「(日曜でも)もっとスタディで勉強したい」と思ってくれていることが、
なにより「よし、今日も頑張らねば!」という仕事の糧になります。
人間、何のために頑張るんでしょう?何のために頑張れるの?
どうしたらこんなに頑張れるんでしょう?
特に勉強が嫌いな人からはすれば、「勉強を頑張る」ということは、すっごく苦痛なんだと思います。
私自身、そういう時も経験してきているし、
大好きな仕事でさえも、先が見えなくて辛いときもあります。
でも、それでも頑張れるのはどうしてでしょう?
「やらなきゃいけないとわかっているから」?…大人は、それでも頑張れるのかもしれません。
(あるいは、そんなことを考えることすらしない子どものうちはそれでいいのかもしれません)
でも、思春期を迎えた小学校高学年~中学生くらいの子達にとって、
「やらされていること」ってモチベーションが上がらないし、無理矢理やっていても効果も上がらないものです。
いかに自分のやっていることに「意味(意義)があるか」が実感できないと頑張れないものです。
そして、自分自身に挑戦することを「楽しい」と思えるようにならないと頑張れないのです。
さて、数日前の記事に紹介させて頂いた、
浜松工業高校から日本マイクロファーマという製薬会社に就職した
3年前の卒業生・Tくんが、偶然2日前にまた教室に立ち寄ってくれました。
東京やら清須やら熊本やら、あちこち研修続きの毎日で大変とのことですが、
大学卒の人たちと同じステージで仕事ができること、研修発表でも高い評価をしてもらえていること、
また、自分の仕事が病気に苦しむ人達の役に立っていることなどが、自分のやりがいにつながっていると話していました。
休日は会社のクラブ活動にも参加するほど会社のメンバーと交流もしているそうで、
今の会社さんにご縁あって働けていることをとての感謝しつつ、楽しんでくれている様子でした。
せっかくなのでこのTくんに、中・高校時代に頑張れたのはどうしてか、聞いてみました。
すると、こんな話をしてくれました。
===
中学時代は、スタディに入ったことで、勉強を頑張るきっかけ作りができたことがすごく大きかった。
スタディは少人数制クラスで気兼ねなくどんな質問にも相談にも乗ってくれるし、
どのスタッフも(卒業生中心だったこともあり)とてもフレンドリーだったのが良かった。
加えて、スタディの仲間達は、勉強の得意・不得意はあれど、みんなそれぞれが一生懸命頑張っていた。
「あいつに負けたくない」というライバル心(競争心)や、
「あいつも頑張っているから俺も頑張らなくちゃ」という仲間意識(連帯感)が、自分を頑張らせていた。
だから、授業があろうとなかろうと、スタディへ来れば「頑張らなくちゃ」という気持ちにいつも切り替えできていた。
アットホームな雰囲気と、頑張ろうという気にさせてくれる空気感が、とても刺激的かつ居心地の良いものだった。
志望校選びは最後の最後まで悩んだが、そんな辛いときも、
スタディのスタッフや仲間達がいたからこそ、乗り越えることができた。
高校時代も、スタディで出会った大親友で市立高校に入学したYくんを尊敬していて、
(ステージや勉強の内容は違えど)彼が頑張っているのなら俺も彼に負けないくらい頑張んなくちゃと思って、
学校のテストはもちろん、資格や検定取得のために夢中になって取り組んだ。
結果として、そういった頑張りを高校の先生に評価されて、今の職場を勧めてくれた。
製薬業界は本来大学卒の薬剤師さん達が活躍するイメージがあったから、高卒の自分にできるか不安もあったが、
自分の今まで頑張ってくれたことを高校の先生が評価してくれて「お前ならきっと向いている」と勧めてくれた。
今は本当にこの職場で働けていることを誇りに思っているし、感謝もしている。
自分のやっていることが、病気に苦しむ人達のためになることを考えると、やりがいと同時に責任も感じる。
大変な仕事もあるし、まだまだやれることは少ないけれど、もっと頑張っていきたい。
===
なるほど…スタディでの経験や出会いが、今の彼の支えになっているんだそうです。
私自身、こんな卒業生がいてくれることを嬉しく思うし、この仕事のやりがいを感じる瞬間でもあります。
どんな人だって、思い通りの順風満帆な人生を送れるほど世の中簡単じゃありません。
でも、そういった苦難を乗り越えていくための何かを、このスタディで得たとするのなら、
それは一生使える財産(宝物)になります。
これからも、そんな経験や出会いを提供できる場として、スタディが存在しうるといいなと思います。
さて、スタディでは夏期講習のご紹介もかねて、
7月2日・9日の日曜に「中学部・夏の親子学習会」を開催します。
今回の親子学習会は、「だれもがみんなしくじり先生?!」をテーマに、
塾生・先輩達・私も含めたスタッフ皆さんの、
様々な経験談を集めて紹介していきたいと思っています。
「こうしたら成績が上がった」という成功談はもちろん、
「こんな勉強していても成果が出せなかった」という失敗談を集める中で、
自分に合った、自分にも実践できる勉強法を見つけてほしいというのが狙いです。
また、「あんなに勉強が出来る子でも、本当は苦労してるんだ」とか、
「勉強が苦手なあの子も、一生懸命頑張っているんだ」とか、
「あの先生にもそんなダメだった時期があったんだ」など、
ふだんの仲間達やスタッフ達に隠された新たな発見から、
お互いを認め合い尊厳のもてる関係づくりにつなげていき、
ひいてはスタディ生としての仲間意識を高めるきっかけ作りにしていきたいと思っています。
実は上に紹介した卒業生のTくんも、この会にゲストとして参加してくれるそうです。
高卒でも大卒の方と同じ土俵で頑張れている彼の経験談から、学べることがきっとあるはずです。
また、上記の通り経験談にはスタディのスタッフから多数のエピソードを集めていきますが、
今春、京大に現役入学したスタディのセンパイ・佐藤直生くんからも、
京大合格までのサクセスストーリーを、苦労話も含めてご紹介できるよう、ヒアリングしておきます。
この親子学習会が、「頑張る糧」を作るきっかけ作りになれるよう、準備に勤しんで参ります。
塾生のみならず、スタディにご興味を頂いている一般の方も、奮ってご参加下さい。
(詳しいことは後日発表します…先に知りたい方はお電話等で直接お問い合わせ下さい)
===
浜北の学習塾・スタディルーム
塾長:とだみつひこ
(北浜中・浜松北高・関西大卒)
(公立中学教師経験あり)
TEL:053-584-3135
※メールは「お問い合わせ」「メッセージを送る」フォームからどうぞ
父の日に「初めて」プレゼントをもらいました。
上のが上の娘(5才・年長)からで、下の赤い落書きが下の娘(2才)からとのこと。
「ありがとう…お父さんも大好きだよ!」…と言って抱きしめてあげました。
父の日は例年、実家の父のためにプレゼントを持って行くばかりでしたが、
今年はこうして父の日に「もらう」という経験ができるとは!
…父の日を知り理解できるようになった娘の成長を嬉しく思った日曜の朝でした。
実は日曜の今日も朝からお仕事。
昨年度から某教材会社様から全国公立高校入試分析の校正業務を委託で受けていて、
一日一都道府県分ずつ進めているのですが、遅れているため日曜も返上で頑張っています。
また、この時間も、実は夕方4時から夜8時までは補習を開講しています。
浜北学区のおおかたの中学では、期末テストが終わって対策週間を終えているのですが、
まだ期末テストの終わっていない中郡中や私立中に通う塾生の子達がいるからです。
今年の中郡中の子達は特にやる気のある熱心な子達が多く、
「8時で終わっちゃうの?(=もっとやりたい)」という塾生に、
「ごめんね…久々に娘と風呂に入ってあげたいの」とお願いして帰らせてもらうのがつらいです。
たった4時間限定の自由参加型の補習タイムではありますが、
対象となる8名のうち7名が集まってくれていて、本当に嬉しく思います。
入試分析やら、中間・期末対策やらでGWが終わった直後からほぼずっと、
休日返上でお仕事づくしの毎日ですが、
今日のような娘からのプレゼントとか、
娘を保育園に送っていってバイバイするときの「お父さんお仕事頑張ってね」の一言とか、
頑張る塾生達が「(日曜でも)もっとスタディで勉強したい」と思ってくれていることが、
なにより「よし、今日も頑張らねば!」という仕事の糧になります。
人間、何のために頑張るんでしょう?何のために頑張れるの?
どうしたらこんなに頑張れるんでしょう?
特に勉強が嫌いな人からはすれば、「勉強を頑張る」ということは、すっごく苦痛なんだと思います。
私自身、そういう時も経験してきているし、
大好きな仕事でさえも、先が見えなくて辛いときもあります。
でも、それでも頑張れるのはどうしてでしょう?
「やらなきゃいけないとわかっているから」?…大人は、それでも頑張れるのかもしれません。
(あるいは、そんなことを考えることすらしない子どものうちはそれでいいのかもしれません)
でも、思春期を迎えた小学校高学年~中学生くらいの子達にとって、
「やらされていること」ってモチベーションが上がらないし、無理矢理やっていても効果も上がらないものです。
いかに自分のやっていることに「意味(意義)があるか」が実感できないと頑張れないものです。
そして、自分自身に挑戦することを「楽しい」と思えるようにならないと頑張れないのです。
さて、数日前の記事に紹介させて頂いた、
浜松工業高校から日本マイクロファーマという製薬会社に就職した
3年前の卒業生・Tくんが、偶然2日前にまた教室に立ち寄ってくれました。
東京やら清須やら熊本やら、あちこち研修続きの毎日で大変とのことですが、
大学卒の人たちと同じステージで仕事ができること、研修発表でも高い評価をしてもらえていること、
また、自分の仕事が病気に苦しむ人達の役に立っていることなどが、自分のやりがいにつながっていると話していました。
休日は会社のクラブ活動にも参加するほど会社のメンバーと交流もしているそうで、
今の会社さんにご縁あって働けていることをとての感謝しつつ、楽しんでくれている様子でした。
せっかくなのでこのTくんに、中・高校時代に頑張れたのはどうしてか、聞いてみました。
すると、こんな話をしてくれました。
===
中学時代は、スタディに入ったことで、勉強を頑張るきっかけ作りができたことがすごく大きかった。
スタディは少人数制クラスで気兼ねなくどんな質問にも相談にも乗ってくれるし、
どのスタッフも(卒業生中心だったこともあり)とてもフレンドリーだったのが良かった。
加えて、スタディの仲間達は、勉強の得意・不得意はあれど、みんなそれぞれが一生懸命頑張っていた。
「あいつに負けたくない」というライバル心(競争心)や、
「あいつも頑張っているから俺も頑張らなくちゃ」という仲間意識(連帯感)が、自分を頑張らせていた。
だから、授業があろうとなかろうと、スタディへ来れば「頑張らなくちゃ」という気持ちにいつも切り替えできていた。
アットホームな雰囲気と、頑張ろうという気にさせてくれる空気感が、とても刺激的かつ居心地の良いものだった。
志望校選びは最後の最後まで悩んだが、そんな辛いときも、
スタディのスタッフや仲間達がいたからこそ、乗り越えることができた。
高校時代も、スタディで出会った大親友で市立高校に入学したYくんを尊敬していて、
(ステージや勉強の内容は違えど)彼が頑張っているのなら俺も彼に負けないくらい頑張んなくちゃと思って、
学校のテストはもちろん、資格や検定取得のために夢中になって取り組んだ。
結果として、そういった頑張りを高校の先生に評価されて、今の職場を勧めてくれた。
製薬業界は本来大学卒の薬剤師さん達が活躍するイメージがあったから、高卒の自分にできるか不安もあったが、
自分の今まで頑張ってくれたことを高校の先生が評価してくれて「お前ならきっと向いている」と勧めてくれた。
今は本当にこの職場で働けていることを誇りに思っているし、感謝もしている。
自分のやっていることが、病気に苦しむ人達のためになることを考えると、やりがいと同時に責任も感じる。
大変な仕事もあるし、まだまだやれることは少ないけれど、もっと頑張っていきたい。
===
なるほど…スタディでの経験や出会いが、今の彼の支えになっているんだそうです。
私自身、こんな卒業生がいてくれることを嬉しく思うし、この仕事のやりがいを感じる瞬間でもあります。
どんな人だって、思い通りの順風満帆な人生を送れるほど世の中簡単じゃありません。
でも、そういった苦難を乗り越えていくための何かを、このスタディで得たとするのなら、
それは一生使える財産(宝物)になります。
これからも、そんな経験や出会いを提供できる場として、スタディが存在しうるといいなと思います。
さて、スタディでは夏期講習のご紹介もかねて、
7月2日・9日の日曜に「中学部・夏の親子学習会」を開催します。
今回の親子学習会は、「だれもがみんなしくじり先生?!」をテーマに、
塾生・先輩達・私も含めたスタッフ皆さんの、
様々な経験談を集めて紹介していきたいと思っています。
「こうしたら成績が上がった」という成功談はもちろん、
「こんな勉強していても成果が出せなかった」という失敗談を集める中で、
自分に合った、自分にも実践できる勉強法を見つけてほしいというのが狙いです。
また、「あんなに勉強が出来る子でも、本当は苦労してるんだ」とか、
「勉強が苦手なあの子も、一生懸命頑張っているんだ」とか、
「あの先生にもそんなダメだった時期があったんだ」など、
ふだんの仲間達やスタッフ達に隠された新たな発見から、
お互いを認め合い尊厳のもてる関係づくりにつなげていき、
ひいてはスタディ生としての仲間意識を高めるきっかけ作りにしていきたいと思っています。
実は上に紹介した卒業生のTくんも、この会にゲストとして参加してくれるそうです。
高卒でも大卒の方と同じ土俵で頑張れている彼の経験談から、学べることがきっとあるはずです。
また、上記の通り経験談にはスタディのスタッフから多数のエピソードを集めていきますが、
今春、京大に現役入学したスタディのセンパイ・佐藤直生くんからも、
京大合格までのサクセスストーリーを、苦労話も含めてご紹介できるよう、ヒアリングしておきます。
この親子学習会が、「頑張る糧」を作るきっかけ作りになれるよう、準備に勤しんで参ります。
塾生のみならず、スタディにご興味を頂いている一般の方も、奮ってご参加下さい。
(詳しいことは後日発表します…先に知りたい方はお電話等で直接お問い合わせ下さい)
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浜北の学習塾・スタディルーム
塾長:とだみつひこ
(北浜中・浜松北高・関西大卒)
(公立中学教師経験あり)
TEL:053-584-3135
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